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2024年 No.260 中学年

更新日:2024年6月5日

彗星とさいごの竜

うさぎになったゆめがみたいの

今井恭子/作 佐竹美保/絵

小学館

深い山奥の小さな沼の底で、地球さいごの竜がひとりぼっちでくらしていました。そこへとつぜん、一人の女の子がやってきます。女の子は『ねぇ、起きなさいよ!いそぐんだから』とせかしながら、竜に空を飛べるか聞いてきますが……

 

角が曲がったみつき二号

麦野圭/作 高山ケンタ/絵

文研出版

充希の家には、カブトムシの幼虫がたくさんいる。充希とお姉ちゃんは、それぞれ一匹ずつ幼虫を育てることにした。さなぎになるまでじっと待つだけ、とパパに教わり楽しみに待つ二人。やっとさなぎになった充希のカブトムシは、なんだか様子がおかしい。

 

月のボールであそぼうよ-パンダとリスのはなし-

エド・フランク/作 テー・チョンキン/絵 鵜木桂/訳

徳間書店

パンダとリスは友達です。時にはけんかをすることもありますが、ふたりで楽しくすごしています。夜空の月をとろうとしたり、旅に出たり、カモのひなを育てたり……。なかよしのパンダとリスのお話が六話のっている短編集です。

 

サンタクロースは空飛ぶ宅配便ではありません

市川宣子/作 高橋和枝/絵

ポプラ社

とつぜんあらわれたトナカイのルドルフから、今年のサンタクロースに指名された三太。本物のサンタクロースは100年ほど行方不明で、毎年100万人がその仕事をかわりにしているという。クリスマスイブの夜、三太は仲間とプレゼントをとどけにいく。

 

つきよのアイスホッケー

ポール・ハーブリッジ/文 マット・ジェームス/絵 むらおかみえ/訳

福音館書店

農場のうらの森の中に、大きな池がある。子どもたちは、池がカチコチにこおってアイスホッケーができる日を待ちわびている。マイナス20度の寒い日が続き、ついにその時がきた。みんなで森へ出かけていく。満月の光に照らされて、さあ試合開始だ。

 

やぶこぎ-川辺の草はらと生き物たち-

モリナガ・ヨウ/作 畠佐代子/作

くもん出版

初夏の河川敷に、背の高いオギがたくさん生えたやぶがあります。やぶの中をかき分けて進んで行くと、いろいろな生き物や草花を発見しました。やぶの中から見上げると、そこは生き物と空と葉っぱの世界です。さあ、たんけんに出かけよう。

 

暗やみに能面ひっそり

佐藤まどか/作 アンマサコ/絵

BL出版

小学四年生の宗太は、おじいちゃんの家で夏休みをすごすことになった。おじいちゃんは能面をつくる職人。無表情に見えた能面は、暗い夜には表情ゆたかで少し不気味。おじいちゃんの仕事にきょうみをもった宗太は、能面のつくり方を教えてもらい……

 

ドロップイン!

あさだりん/作 酒井以/絵

金の星社

葵は同級生の涼に、スケートパーク取りこわし反対の署名を求められた。いいかげんな涼に、協力はしたくない。しかし、離れてくらす父とスケートボードをした川ぞいの道も、一緒になくなると知る。久しぶりにその場所へ行くと、ボードをもった青年に話しかけられ……

 

ぼくは学校ハムスター1-ハンフリーは友だちがかり-

ベティ・G.バーニー/作 ももろ/絵 尾高薫/訳

偕成社

ハムスターのハンフリーは小学校の教室でかわれている。週末はマック先生の家ですごしていたけれど、先生が学校を辞めてしまった。そこで、他の先生や生徒のところですごすことになった。ハンフリーは、みんながかかえるなやみ事をかい決することに。