おすすめの本

江戸の大人遊び

  • 掲載日:2025年1月15日
江戸時代の人々はどんな遊びを楽しんでいたのでしょうか?当時の娯楽とその楽しみ方を紹介している本を集めました。
ウチの江戸美人
         
いずみ朔庵/著 ポーラ文化研究所/監修
晶文社
utinoedobijin
今から150年以上前の江戸時代、どんなおしゃれが楽しまれていたのでしょうか。本書では、江戸時代からやってきた「江戸美人ちゃん」と、現代で会社員をしている「現代女子ちゃん」のルームシェアという設定を通して、江戸の化粧文化や当時の女性の生き方を知ることができます。紹介されているのは、今では考えられない文化から、現代に活かせる手法まで様々。ウェブサイトでの連載が書籍化。全53話どこから読んでも楽しめます。
江戸の絵本読解マニュアル

叢の会/編 
文学通信
edonoehon
現代で言うところの漫画などの娯楽本や手引書にあたる、江戸中期より登場した草双紙。赤、黒、青と進化を重ね、風刺の効いた黄表紙と江戸の民衆に長く親しまれていた娯楽です。300年以上前から研鑽されてきたビジュアルによる効果をわかりやすく、ユーモラスに解説しながら江戸の文化に迫ります。
美人画で味わう江戸の浮世絵おしゃれ図鑑

赤木美智/著 太田記念美術館/監修
メイツユニバーサルコンテンツ
osyarezukan
美人画を通じて、江戸の文化を知ることができる本です。煌びやかでおしゃれな服装に髪型、身に着けている小物などにも‶遊び″を感じます。それぞれの作品では百姓や武家、花街にいる男女の姿をすべてフルカラーで見ることができ、ファッション好きでなくても見るだけで楽しめます。簡単な解説も付いているので、浮世絵の入門書としても読んでみてはいかがでしょうか。