おすすめの本

「映画の裏側」

  • 掲載日:2025年2月15日
 映画の世界は過去や未来、現実や非現実であり人々はそこに様々な可能性を込めて作品を創り上げる。
 今月は「映画の裏側」と題して関連した本について紹介します。
SF映画術
2月a
ジェームズ・キャメロン/著
阿部清美/訳
DU BOOKS
 
「2001年宇宙の旅」「E.T.」「インターステラー」…時代を経ても色褪せず私たちの想像を遥かに超えた映像と物語で驚きと感動を与えてくれるSF映画。それらを代表する7人の監督が集い、過去から続く未来を語る贅沢な一冊。アイデアの着想や物語の構築、視覚表現など、独自の手法や哲学まで掘り下げます。ポスターや絵コンテ、150点以上の画像など初心者でも楽しめます。
人類は宇宙のどこまで旅できるのか
2月b
レス・ジョンソン/著
吉田三知世/訳
東洋経済新報社
 
かつては宇宙飛行士だけが目にした宇宙空間での地球の姿も、国際宇宙ステーションの滞在も、民間人が共有する機会が増え、宇宙船に乗って星間旅行をするという、映画で見てきた事が少しずつ現実になって来ました。 地球で生まれ育った私達が映画のように縦横無尽に動き回るには、どんな課題と向き合うかといった内容で、宇宙映画をより楽しめる一冊です。
三谷幸喜のありふれた生活17
2月c
三谷幸喜/著
朝日新聞出版

 
三谷幸喜さんの8作目の映画「記憶にございません!」を公開した時期に書かれたエッセイ。 本書では作品の仕上げの話や、チラシ作成の話、公開に際しての宣伝のため様々なテレビ番組に出演した話等、映画公開の裏側の話を読むことが出来ます。  その他、新作歌舞伎や舞台、大河ドラマの話…。これらの話が、喜劇作家の三谷幸喜さんならではの目線で描かれた一冊です。