おすすめの本

お弁当

  • 掲載日:2025年4月15日
 新しい生活が始まる季節。これからお弁当を始めたり、またお弁当から卒業する方もいるかもしれません。そんなお弁当にまつわる本を集めました。
子どもに伝えたい和の技術 12 弁当
 
和の技術を知る会/著
文溪堂

 
江戸時代の美しい弁当箱から現代の機能性に優れたものまで、日本の「bento」文化を種類や歴史、技術の面から多角的に紹介しています。身近なものでありながら意外と知らなかった世界を覗いてみると、その豊かさに驚かされます。お弁当と一口に言っても行楽弁当、駅弁、キャラ弁など様々な種類があり、小さな箱の中身は無限大。お弁当の蓋を開ける瞬間はいくつになってもときめきます。児童書と侮るなかれ。大人にもおすすめの一冊です。
あるときの物語 (上・下)
 
ルース・オゼキ/著
田中文/訳
早川書房
 
日本から遠く離れたカナダの海岸に打ち上げられたキャラクターのお弁当箱。その中には日本人の少女・ナオの日記が入っていました。お弁当箱を拾ったルースは、日記に綴られたナオの日常を追体験することになります。十代ならではの軽快な文章でありながら、辛く悲しい体験、そして自分で人生を終わらせる決意が綴られた日記を読むと、胸が締め付けられます。僧侶である著者による、ナオの「あるとき」を感じてみてください。
簡単わっぱ弁当ー四季の食材でスピードレシピー
宗田悦子/料理
手塚優/写真
エディットレシピ/編
講談社
曲げわっぱのお弁当箱…使ってみたいけど、なんだか難しそうだと思っていませんか?この本は、身近な食材で無理なく作れるように工夫された、彩り豊かなレシピを紹介しています。お弁当箱のお手入れ方法や詰め方の工夫など、曲げわっぱ初心者さんへの情報も盛りだくさんです。曲げわっぱのお弁当箱で、あなたのお弁当をアップグレードしてみませんか。